924/944/968 Frequently Asked Questions
11.0 ブレーキメンテ
|
 |
下記記事は、貴方の車のブレーキの基本的メンテガイドです。一言注意を:ブレーキ修理上での間違いは、貴方、同乗者、他人に対して危険を生じます。初めての時は、誰かに行程を見せて貰いましょう。多くのポルシェクラブチャプターは、直接修理行程を指導するテクニカルセッションを開催しています。参加しましょう。そして以下ノートを参考として使って下さい。
11.1. 工具
必要工具:
- トルクレンチ
- 1/2"か3/8"エクステンション
- ラグナット用19 mm ディープ又ソフトソケット
- 強力な("linesman")ペンチ
- ラジオペンチ
- 大きなマイナスドライバー
- メートル式レンチ- 7, 8, と 11 mm
- 約30cmの透通ったビニールホース(ペット屋で売っている水槽用)
- ボトル(ソーダの空ボトル)
- ターキーバスター
- ジャックスタンド
- タイヤブロック
- スポット用電球
有ると便利な工具:
- ブレーカーバー
- バイスグリップ
- パンチ
- ハンマー
- ピストン圧縮器
- 油圧フロアジャック
- 作業用手袋
- 布巾・雑巾
11.2. 補給部品
消耗部品:
- ブレーキパッド
- ブレーキフルード
- ウエアセンサー
- アンチシーズ
- アルコール
- ベーパータオル・雑巾
- ハンドクリーナ
11.3. 部品選択
此処では、2つの消耗品に焦点を当てます:ブレーキフルードとブレーキバッド。どのタイプを使うべきか。
ポルシェのオリジナルパッドは、一般使用にとても優れています。オートクロス(ジムカーナ)を含め公道運転に適しています。ポルシェのブレーキパッドの価格は、普通安く売っています。アフターマーケットで探す前に近所のディラーをチェックしてみて下さい。
走行会(ハイスピードドライビング)やクラブレースに真剣になってきたら、カーボンパッドやケブラーパッドと呼ばれている合成物質のバッドを調べましょう。普通のパッドよりも高価ですが、合成物質パッドは高速運転に伴う高温に耐えられます。ファラド(Ferodo)社の DS-11パッド等が使用した物質とは違い、合成物質は高低温どちらにも効果的です。
ブレーキフルードも同様です。Castrol(カストロール)社GT LMAは、殆どの用途に十分なフルードです。安く、実用的、そして入手し易い。サーキットで使い、ペダルフェードの問題が有るようでしたら、フルードが沸騰しているのでしょう。AP 550等 沸点のより高いフルードを検討して下さい。
シリコン製(DOT 5)ブレーキフルードは避けてください。誰かが推薦するようでしたら、早く逃げましょう。
11.4. 安全
繰り返し言ってください:車の下に入る前に、必ず良く出来たジャックスタンドとタイヤブロックを使用する。
11.5. ブレーキパッドの交換
此処では片側だけ説明しています。
- タイヤを動かない様ブロック、車をジャックに乗せる、そしてタイヤを外す。ラグナットを傷つけない様"ソフトソケット"を使いましょう。無ければ、19mmのディープソケットを使用。
- フードを開ける。ブレーキフルードリザーブキャップの回りを綺麗にする。キャップを外し、バスケットを取る。バスケットの中のフルードを用意したボトルに注ぐ。何処のペイントにもブレーキフルードが付かない様良く注意。バスケットを良く拭き、キャップと一緒にベーパータオルに包み、脇に置いておく。
- 924S/944/944Sのキャリパーは、944ターボ/944S2/968と違うタイプ。パッドと外し方も違います。
3a. 944/944S型:保持ピンに付いているスプリングロックかヘアピンを外す。ハンマーとパンチを使い保持ピンをキャリパー内側より叩き出す。ピンが緩んだりパンチできなくなるまで叩いたら、ペンチを使い外側からピンの頭を挟み引張り出して、脇に置いてください。フラットスプリングを受け取り、此れも脇に置いておいて下さい
3b. 944ターボ/S2/968:ベンチを使い中央よりスプリングロックの上から下まで押え、外側へ旋回して外してください。,
- ウエアセンサーを気を付けて外す。センサーをパッドの間にある小さなリーフスプリグを無くさない様注意して下さい。
- バッドを取る。 此れは、普通創造力を必要とします。内側のパッドから、一つの"耳"ペンチで掴み、ゆれ動かしながら引張り出します。次に外側のパッドを外します。944/944Sのフロートキャリパーでは、キャリパー組立部品をぐぃっと引出す必要があります。そうするとパッドの裏側のはめ込部分がキャリパーから外れます。
- ピストンベアリング表面を綺麗にします。タオルにアルコールをつけピストンの端を拭きます。ピストンを廻し正しい位置に合わせて下さい。
- ピストンを新しいパッドが入る様押し戻します。リザーブからフルードが溢れないよう注意して下し。余分なフルードは、ターキーバスターで汲みとります。ピストンを押すとき、傷つけない様にして下さい。例えば、ペイントブラッシの木の部分、大きなマイナスドライバーや特別工具を使います。
- パッドを外したときにキャリパーに付いているゴミを掃除して下さい。小さい鉄製の"歯ブラシ"を使い新しいパッドが当たりゴミの貯まり易い上下の表面を特に注意して下さい。
- アンチシーズを新しいパッドの裏表面に、特に上下に淵に薄く塗って下さい。外した反対の順序にパッドを入れます:外側を始めに、そして内側。開きがぎりぎりなので、ピストンをもう少し押し込まないとならないかもしれません。
- 内側パッドにウエアセンサーを着けます。使い切っていたら、新しい物に交換して下さい。内側のパッドが早く使い切るので、片側のみのセンサーは内側に着けます。
- ステップ3で外した部品を戻して下さい。もし壊れていたり使い切っている部品は、新しいのを買いましょう。944/944Sには、保持ぴんにアンチシーズを少し塗ります。
- ホイールウォールのサスペンション、電気系統と油圧部品をチェックして下さい。ブレーキラインの割れや隆起に注意。タイロッドを掴みゆれ動かしサスペンション部品の緩みが無いのをを確認。
- タイヤを戻し、軽目に各ナットをねじりタイヤを真中に合わせます。そして、96ftlbまで5つのラグナットを星型パターンに締付けます。車をジャックから下ろします。
- 全てのタイヤのパッドを交換したらブレーキフルードリザーブの"Max"マークまで足し、バスケットとキャップを取り付けます。溢した液は、拭取って下さい。
- 非常に大切です: サイドブレーキを入れたままエンジンを掛けます。ブレーキべダルが硬くなるまで、何回か踏込みます。ペダルを一、二回踏込む事により、ピストンを通常操作位置に戻します。
取付けたばかりの新しいパッドは、"新鮮" 初めの200マイル程度は、少し効きが弱めです。注意して運転しましょう!
サーキットで交換の場合は、もっと効きの違いに気付くでしょう−"グリーンフェード"。パッドに使用している物質が沸騰しているからです。微視的な液かガス膜をパッド表面に構成し摩擦を妨げています。
11.6. ブレーキフルード交換とブリード
ブレーキフルードは、毎年交換するべきです。サーキットに行く前に毎度ブリードするべきです。
フルードの"交換"や "流す"とは、システムから完全にフルードを流し出す事です。"ブリード"とは少しのフルードを流し、システムの悪くなったフルードやキャリパー中の空気を抜く事です。
各キャリパー一つずつ、ブレーキラインの長い順番にブリードします。よって以下順番:
- 右後,
- 左後,
- 右前,
- 左前.
ブリードするには、車をジャックに乗せたりタイヤを外す必要はありません。しかし、ジャックに乗せたほうが、前はやり易いでしょう。
ブリードは、二人で行ないます。
- フードを開ける。ブレーキフルードリザーブキャップの回りを綺麗にする。キャップを外し、バスケットを取る。バスケットの中のフルードを用意したボトルに注ぐ。何処のペイントにもブレーキフルードが付かない様良く注意。バスケットを良く拭き、キャップと一緒にベーパータオルに包み、脇に置いておく。
- 工具、ペパータオルと電気をもって、ブリードする初めのタイヤに行く。
- ブリードバルブからダストブートを取る。944ターボ, 944S2と968は各キャリパーに二つずつバルブが有ります。其々別々にブリードが必要です。
- 合ったサイズのレンチをバルブに乗せ、ビニールホースをレンチを挟める様にバルブにはめます。ホースの反対側は、ボトルに入れます。
- 友人(#2)に、ブレーキに足を乗せ運転席に座って貰います。#2の仕事は、リザーブからキャリパーに新しいフルードを押出す為にブレーキペダルを何回も踏込む事です。
- 友人にペダルに圧力を掛けてもらいます。貴方(#1)は、キャリパーのバルブを廻し開き、ボトルに液を流します。#2の足がべダルが床に届くまで押したら、#1へ知らせ、バルブを軽く閉じます。
- #1がバルブを閉じるまで、#2はブレーキペダルを放してはいけません。でないと、ペダルが上がる時キャリパーに空気が入ってしまいます。
- 以下の様に二人のリズムを調和させます:
| #1 (運転席の中) |
#2 (キャリパーの所) |
| ペダルに圧力をかける, |
|
|
"プレッシャー!"と言う; |
|
| |
バルブを開く, |
| |
"開いた!"と言う |
| 床までペダルを踏込む, |
|
|
"床!"と言う |
|
| |
バルブを閉じる, |
| |
"閉じた!"と言う |
| ペダルを戻す, |
|
|
"戻す!"と言う |
|
何回か当行程を繰り返す必要があります。ブリードなら汚いフルードと空気を取るのに4回から10回程行います。バルブから出てくるフルードの品質をビニールホース越しに注意して見て下さい。
- フルードを交換する場合は、ブレーキラインの長さによって回数が違います。ホースから新しい綺麗なフルードが出てくるのを確認して下さい。
- どちらの場合も、レザーブ中フルードの量を注意して確認。半分以下の量にしないで下さい。レザーブから液が無くなるとブレーキラインに空気が入ってしまい、初めからやり直す必要があります。レザーブの液の量を確認し追加するのは、もう一人の友人の役目に良いでしょう。
- 終ったら、確りとバルブを閉め、ホースとレンチを外し、ダストブースをはめ、漏れたフルードを拭取ります。
- 全て終ったら、べダルの感じを確認して下さい。もし不信があれば助けを求めて下さい!
- ブレーキフルードリザーブの"Max"マークまで足し、バスケットとキャップを取り付けます。溢した液は、拭取って下さい。
ブレーキフルードは有毒です。町の危険廃棄物法に沿って処理して下さい。